親愛なる誰かさんへ。

日常、雑念、世界。

2020-01-01から1年間の記事一覧

赤い公園-pray

このさき私たちがどう生きて出会って笑って泣いて苦しくて、憂鬱で吐きたくなるのかは、さっぱり分からない。数え切れないくらい七転八倒するんだろうなと思うと、深ーいためいき。 でもなんだか今日は美しい夜だから、夜にゆだねてこんな文章を書いていられ…

滑稽

たぶんこの先もずっと分からないこと。 それはなんかもう大量にありすぎて気が遠くなるけど、いま1番突出してる疑問はこの世界は何がどうして、どれがああなって今のかたちになったんだろうかってことだ。 今だって自分はさも当たり前みたいな顔で日本に住ん…

書くことそして付随する悩み

私は趣味で小説を書いている。完全な趣味で、1円たりとも収入にはなっていない。それなのになぜ書くのだろうか。自分でも不思議だけれど、何を伝えたいのか、どんな人に届けたいのか、全然わからないけど、それでも描きたいのだ。 子供の頃からずっと不思議…

怒ってる邦ロック私的3選

怒りを失ったら人間じゃなくなるよ。 何で見たのか、だれに言われたんだったか思い出せないがその言葉がたまに脳を焦がす。 のうのうとなんでもない顔で飯を食い音楽を聴き電車に乗る普段の自分に、急に嫌気がさす。 …怒りをくれ。もっともっと怒りたい。人…

眠れぬ夜にラジオ深夜便

人と目を合わせるのがちょっと苦手だ その人に自分の心を読まれてないか不安になる そしてもし読まれても大丈夫だと言い聞かせて、もしこの考えまで読まれてたらどうしようと余計に不安になる だんだん自分の目が正しくその人を見つめてるかどうか自信がなく…

スリランカで出会った自分

もうあれから2年経つけど未だに毎日のように思う、スリランカの日々を。 2年前の夏、わたしは1人でスリランカ行きの飛行機に乗り込んだ。それまでも数回海外に行ったことはあったけど、横には必ず引率者や家族がいた。たった1人というのは初めてだった。 し…

てがみ

なんだか照れるけど 今しか言えない気がするから書くことにした 夜の秋は早く過ぎるね あなたはいつも人のことを気にしてる どう思われてもいいよなんて平気なそぶりして 1人でも生きていけるくらい強くならなきゃと本気で思いつめてるみたいだけど 淡々とし…

あいさつ

今日はどんな1日だったかないいことがひとつでもあったならうれしい 電車のなかから夕焼けが見えたよ 青とオレンジのグラデーションが綺麗で 君も見てるかなって考えてた あなたがこの世界のどこかで 生きてくれていてなんだかうれしい 昨日は 自分が幸せだ…

シャボン玉

タバコは吸わない。シャボン玉を吹く。 なぜタバコを吸えない、正しくは吸ったこともないのに吸わないと決めているかというと、肺が汚れるからとか、匂いが気になるとか、色々あるけれど結局は、本当に好きになって、中毒みたいになったら怖いからである。吸…

分からないの先に

たまに驚く。 こんな文章を読んでいる人が何処かにいるのだということに。 なぜ分かるかというと、このブログが数日、1カ月、総計で何回読まれたのかというデータが、画面に表示されるからだ。 果たして実体なのか、実在する人間なのか? もしかして、どこか…

高速バス、22時

おはようこんにちは或いはコンバンハ。 眠いんだけど眠りに至らない感じのゆるい睡魔。 本を読む気にはなれない暗い車内灯。 効き過ぎた冷房。高速バスに乗ってる。21時59分、あ、22時。イヤホンから流れるサカナクションのモノクロトウキョー。 すれ違う人…

四月の終わり、自転車に乗って

きっかけは父の些細な一言。「することないなら、自転車でばあちゃんの家に行ってみたら?」 正直最初は気が進まなかった。祖母の家までは自宅から20キロ近くある。普段あまり運動していないのに加えて、地図を読むのが下手な私は、スタミナが足りなくなり、…

人とひと

人間関係って、難しいよね。 デパートの中のカフェに入って、店のざわめきに耳をすませていると必ずといっていいほど、どこからかこの言葉が聞こえてくる。 うん…難しいよね。 心のなかで、小さく頷く。 よほど前世の記憶が残っている人なら別だが、ほとんど…

雨のにおい本屋のにおい

たまにある。 なにもかもやる気がなくなって、溜まったSNSの返信も面倒くさくて、特になにもしていないのにため息しか出ないみたいな日。 全部この雨のせいにしてしまおう、とベッドに寝転がってみたが、退屈になって、すぐ起き上がってしまった。 こういう…